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【カメラ初心者、初の単焦点レンズ購入!】SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSMレビュー

ズームレンズを最初に購入してから3年が経ちました。そろそろ単焦点レンズのボケ感を味わいたくなり、2本目のレンズを買いました。購入したのはSIGMAの85mm F1.4 EX DG HSMという単焦点レンズで、中古で程度の良いものをチョイスしました。今回はそのレンズレビューです。

 

 

 

なぜ、85mmか?

1本目のレンズが17-50mm。35mm換算で27.2mm〜80mm相当なので、最低でも80mm以上は欲しいなと漠然とした希望を持っていました。そしてポートレートに向いているレンズを探し始めます。ポートレートの定番といえば50mmや85mmと言われていますが、50mmは標準ズームレンズで対応できる画角なので保留。今回は85mmという選択になりました。

 

実際にポートレート撮影をしてみた!記事はこちら↓

miyabiphoto.hatenablog.com

外観

レンズの重さは725g。85mm F1.4ともなると多くのガラスが使われているため若干重めの部類に入ります。SLDガラスとグラスモールド非球面レンズを使用することで諸収差を補正したほかに、スーパーマルチレイヤーコートを施しフレアやゴーストの抑制も測られています。

レンズ構成は8群11枚、最大撮影倍率は1:8.61、最短撮影距離は85cm、フィルター径は77mm、本体サイズは86.4×87.6mm(最大径×全長)。

EOS RPにマウントアダプターを使用して装着するとこんな感じになります。

フードを折り畳んだ状態。

少しフロントヘビーですが、見た目はかっこいいと思います。

フィルター径は77mmで、正面から見ると迫力あります。

オートフォーカス

85mm F1.4 EX DG HSMのオートフォーカスにはHSMという高レスポンスの超音波モーターが採用されています。爆速ではありませんが、動く被写体への追従も可能で非常にレスポンスが良いです。音に関してはほとんど無音です。また、フルタイムマニュアルフォーカスにより、AF合焦後の微妙なピント合わせが可能です。ピントリングはなかなか回しやすいです。

いまいちなところ

輝度差のあるシーンでの色収差(パープル・グリーンフリンジ)。かなりはっきりと出るので目立ちますが、RAW現像で比較的簡単に修正可能です。フリンジはJPEG撮って出しの場合は結構厳しい方だと思います。

作例

開放からシャープでコントラストの高い描写

85mm 1/400 F1.4 ISO250

くっきりシャープで、開放からとても高い描写だと感じました。コントラストは高め。絞ると解像力は徐々に増していき、中央はF2からF8あたりでズバ抜けた解像力になります。開放付近での周辺部の甘さはありますが、絞れは十分な解像力になってくるので風景撮影でも特に問題はなさそうでした。

F1.4の美しいボケと明るさを活かしポートレートに最適

85mm 1/4000 F1.4 ISO200

大きなボケ感は立体感が表現できるので、85mmならではの写真が撮れます。ボケはふんわりとした感じ。

9枚羽根の円形絞りを採用で円形の美しいボケを表現

85mm 1/400 F1.4 ISO400

シグマのレンズ特有なのか、一部の玉ボケがレモン型になっています。

まとめ

このレンズのいいところはいくつかありますが、何点かピックアップすると

F1.4と明るい
綺麗なボケが表現できる
ポートレートに適した画角

外での撮影だと程よい距離感で撮影することができるので、85mmポートレート撮影に最適なレンズです。また、開放でのボケ感がすごく、一度味わうと辞めれません!これが単焦点レンズの魅力。純正レンズの高級な大口径レンズは買えないけど、明るさが欲しいという方は買う価値ありだと思います。

 

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