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【動物園で望遠レンズを使ってみた!】使用したカメラと気になる設定は?

私は子供がいるので動物園に年に何回か行くのですが、何回も行っていると同じような写真ばかり撮っているような気がしてきてきます。そういう時は変わり映えのない写真に一味加える方法として、画角を変えてみるというのがあります。今回はその画角を変えた撮影についてです。

 

 

標準ズームレンズは活躍が少ない

17mm 1/80 F2.8 ISO1600

標準ズームレンズがあると全体像を写す時に最適ですが、携帯で撮影した写真に似た画角であるため、変わり映えのない写真になってしまいます。持っていくとしたらサブとして、メインでは使わないようにします。動物園って、動物までの距離が結構あるので少し物足りなく感じるシーンが多々あるんですよね。そんな時にもう一つあるといいのが望遠レンズです。

望遠レンズが最適か

一般的に70-200mmが最適と言われています。200mmあれば十分いい写真が撮れますが、広いエリア内に点在している場合や近くに行けない場合、余裕のある方は300mm以上まであるとよりクローズアップした画が撮れます。私は持っていないので、次に紹介する方法で撮影しました。

単焦点レンズは使い方次第

動きものでかつ距離感のある被写体に対してはあまり向かないのかもしれませんが、カメラを始めたばかりだと持っているレンズの数が少なく撮影スタイルによっては合わないケースが発生します。今の時代、レンズのレンタルは手軽にできますが、手持ちのレンズで画角を変えるということも一つの方法です。単焦点レンズをAPS-C機に装着すれば約1.5倍の焦点距離(キャノンは1.6倍)で撮影することができるので、その効果を利用して今回は中望遠レンズを望遠レンズとして使用してみました。

実際に使用したカメラとレンズ

miyabiphoto.hatenablog.com

私はAPS-C機に装着すると1.6倍になる効果を利用して、EOS9000DにSIGMA単焦点レンズ85mm F1.4 EX DG HSMを装着して撮影です。単焦点レンズなので条件的には制限がありますが、広い動物園では特に撮影のストレスはありませんでした。そして今回は、サブ機としてEOS RPにSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMを付けて使用。

miyabiphoto.hatenablog.com

実際の望遠効果と作例

85mm 1/3200 F4.0 ISO400

大きなフィールドでも、近くにいる動物なら十分使えます!単焦点レンズはズーム機能がないので、撮りたい構図や被写体の大きさは自分の立ち位置を変える必要がありますが、おとなしい動物なら撮影準備もストレスなく行えます。また、単焦点レンズ特有のボケが得られるので、雰囲気もいつもと違ってグッドです。

85mm 1/4000 F4.0 ISO400

広いフィールドでかつ、遠くにいると上の写真のように引きの写真になります。これはもう少し寄りたいかなという感じです。

85mm 1/4000 F1.4 ISO100

望遠効果を利用して、手前にある柵もボカして撮ることができました。被写体が寝ているので設定や構図決めに時間がかかっても焦らず撮ることができます。

85mm 1/4000 F1.4 ISO100

136mmの望遠になったことにより、被写体が浮き上がるほどの立体感が出ています。単焦点レンズならではの仕上がり。

85mm 1/2500 F1.4 ISO100

フィールドの外周をぐるぐる散歩していたので、定期的にこの構図のシャッターチャンスが訪れました。アクリルの板がどうしても反射してしまい、少しかすみがかった感じですが、レタッチで消せそうなレベルなのでこれでも良さそうです。

映り込み防止として、レンズフィルターを使用する手もあり、その中でも比較的安価に行うことができるものとして”ラバーフード”というものがあります。

これらを使用すれば、ある程度映り込みを軽減できます!水族館などでも使えるので、一つあってもいいかもしれません。

85mm 1/4000 F1.4 ISO100

続いてキリンさん。広角レンズで全身を入れても良かったのですが、ここは85mmを望遠レンズとして使用してみました。頭上にある木から少し光が漏れていたので、いい角度を狙って撮影。ツノが可愛らしいですね。

カメラのおすすめ設定は?

カメラ初心者の方はマニュアル設定は使わずに、カメラにあらかじめある設定を活用します。おとなしい動物はAv/A(絞り優先)モード、動きのある動物はTv/S(シャッター速度優先)モードをシーンに応じて使い分けるとシャッターチャンスを逃さずにいい写真を撮ることができます!さらにプラスαとして、いくつかあります。

連写設定をOnにする

その”一瞬”を逃しません!

サーボAF(コンティニュアスAF)にする

動く被写体でもAFを合わせ続けてくれます。

まとめ

40mm 1/500 F2.8 ISO100

カメラ初心者でも決定的瞬間を撮ることはできます!ただし、設定が大事。

その設定自体は簡単なので試してみてください。

おとなしい動物はAv/A(絞り優先)モード

動きのある動物はTv/S(シャッター速度優先)モード

おすすめ焦点距離は200mm以上(近場の動物撮影なら70mm以上)

サーボAFと連写撮影で一瞬を逃さない

まずは、”とにかく撮ってみる”です!

焦点距離136mmでも私的には十分な写真が撮れたと思います。強いていうならもっと撮っておけば良かったかなと。デジタルになった今、撮りすぎても削除ができるので、色んな設定や構図で撮るのがいいと感じました。そして、動物園は色々な条件が揃う言わばカメラの練習場所にもなります。被写体の条件や明るさの条件など、カメラ初心者にとっていい練習になると思いますので、とにかく撮ってみる、というのがいい写真への近道だと感じます。

 

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