【フルサイズデビューはEOS RP!】小型軽量モデルのファーストインプレッション
一眼レフカメラEOS 9000Dの購入から約3年、APS-C機を使用していましたが、フルサイズ一眼が欲しくなり、ついに物欲に負けて購入しました。子育て世代にいいカメラは何だろうと色々検討した結果、子供とちょっとしたお出かけに持ち運びしやすい、こちらの機種に決めました。
初期投資約11万円
私がフルサイズデビューに選んだ機種は、キャノンのEOS RPというモデルです。
こちらのモデルは小型・軽量かつ、高性能が売りの一台です。何かと荷物がある中での移動が多い子育て世代にとって、持ち運びが苦にならないサイズ感。そして、「せっかくフルサイズを使うんだから高性能なものがいい」というニーズにぴったりのモデルです。
また、今使っているEFマウントのレンズを活かせるマウントアダプターも発売していて、これを使えば今までのレンズも普通に使えちゃうという。
フルサイズ・APS-Cについて違いを知りたい方はこちら↓
キットレンズについて
①RF24-105mm F4-7.1 IS STM
②RF24-240mm F4-6.3 IS USM
③RF35mm F1.8 MACRO IS STM
EOS RPはキットレンズが3種類用意されていますが、①・②はF値が大きいので、室内撮影ではほとんど活躍できないと思います。晴れの日で日光が室内に入る状態ならいいかもしれませんが、それ以外だと撮ってから「あれ?何だか暗いなぁ」という写真を量産してしまいます。レタッチありきなら購入もありですが、カメラ初心者の方や撮って出しで十分という方にはあまりお勧めできません。購入するなら明るいレンズの③一択です。
小型・軽量
本体の重さは約485g。レンズを入れても長時間持ち歩いての撮影で疲れるような心配はありません。女性の方にもお勧めですね。
手軽に望遠レンズ化できる
このEOS RPにはクロップ機能というのがついています。これは何かというと、ボタン操作でクロップをオンにするとAPS-Cの画角(約1.6倍)で撮影できるというものです。手軽に望遠効果を得られるのでレンズ交換の手間が省けます。レンズを交換していてシャッターチャンスを逃すということがなくなります。※クロップ撮影時は画素数が約1010万画素に落ちます。私自身クロップを多用しますが、画質が気になるということはありませんでした。
瞳オートフォーカス搭載
今話題のオートフォーカスですが、瞳にピントを合わせてくれる機能です。しかもこれ、サーボAF対応なので被写体が動いていてもピントを合わせ続けてくれるんです。走る子供を撮影するのに最適です。
防塵・防滴構造
この価格帯にして防塵・防滴構造になっています。完全ではありませんが、ちょっとした水滴や砂塵も心配ありませんので、子供の側で気兼ねなく撮影ができます。
外観
マウントアダプターとEOS RP本体です。
アダプターを装着すると、
こんな感じです。
液晶や操作ボタン類はこんな感じです。
ボタンを押す時の感触が全然違いました。EOS9000Dはプラスチックのボタンを押しているような感じでカチカチ音が聞こえるのに対して、EOS RPはソフトな感じでクッション性があり、音も出ません。高級感があります。
EFレンズを活かす
子供を室内撮影する為に買ったF2.8のレンズ、ちゃんと機能しました!
レンズ詳細はこちら↓
レンズ装着した状態ですが、かっこいいです。
瞳オートフォーカスも問題なく動作確認しました。
外観的にはマウントアダプターの分長くなっていますが、気になるほどの長さではありませんでした。ズームを最大までした時は結構長くなりますが、許容範囲内です。
まとめ
EOS RPがおすすめの人
初期投資を抑えてフルサイズデビューしたい
子供と外へ遊びに行く時に持ち出したい
EFレンズを活かしたい
日常使用がメインであれば、十分な性能を誇るEOS RPです。個人的にはこの本体を手に入れたらレンズにお金をかけたほうがいいのかなと思います。フルサイズならではのボケを体感する為にも、単焦点レンズは是非ともお勧めしたいです。また、今後ステップアップで上位機種を買う予定なら無理して買わなくてもいいかと思います。上位機種に比べるとやはり劣る面はありますので・・・。この機種の最大の魅力は、小型・軽量・高性能、そして手の出しやすい価格というところです。子供の成長はあっという間ですので、迷っている方の後押しになればと思います。
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