とっとのフォトライフ

子供の成長は早い!素敵な一枚を狙って、日々カメラ勉強中!

MENU

【写真の雰囲気をイメージ通りにする!】カメラ初心者でもできるホワイトバランス調整

カメラを始めた頃、撮影した写真を確認した時に「あれ?思っていた色味と違う!」ということが多々ありました。写真の色に関係しているのは、”ホワイトバランス”と仕上がり具合を変えることができる”仕上がり設定”があるんですね。色味というのは写真のイメージをガラッと変えるほど重要なので、知っておくだけで役に立ちます。ということで、今回はホワイトバランスについてのお話です。

 

 

ホワイトバランスとは

基本的には、白いものが白く写るように色の補正を行う機能のことを言います。どのメーカーでもカメラに付いている機能で、カメラを始めたばかりの人は「オート(AWB)」で撮影することが多いと思います。オートの他には、太陽光・日影・くもり等数種類のプリセットがあるので、状況に合わせて使い分けるとより自然な色合いに近づけることができます。

ホワイトバランスを変えるとどうなるか

まずはホワイトバランスを変えるだけでどのように変化するかを見てみます。プリセットの変更で簡単にできます。写真は同じ場所で1枚目はオート、2枚目は白熱電球に変更してみました。

写真全体的に色味が変わりました。ホワイトバランスは白を白く補正する機能ですが、それ以外には意図的に色味を調整して、自分のイメージした雰囲気に近づけることもできます。テーマに応じて調整していくと写真の幅が広がります!

設定のポイント

プリセットを使うことで簡単に色味を変えることができますが、それだけだと赤っぽくなりすぎたり青っぽくなりすぎることがあります。そんな時はホワイトバランスの微調整も可能なので、より理想に近い雰囲気を出すことが可能になります。エントリーモデルのKISS Mシリーズにもついている機能です。

実際に変えてみる

こちらの写真はホワイトバランスをオートで撮影したものです。雲がかかっていて、なんだかどんよりしています。

80mm 1/2500 F2.8 ISO100

もう少し明るく爽やかな写真にしたいので、ホワイトバランスの微調整をします。ホワイトバランスを自分で設定し、4800Kに変更してみました。

空が少しだけ青くなり、全体的に爽やかさが増しました!また、これ以上青っぽくすると肌の色に違和感が出てきますので、もっと鮮やかな空にしたい場合はホワイトバランスではなく、細かな色補正をすることで可能です。

続いて、こちらの写真。夕方にかけて撮影したのですが、もう少し夕陽っぽいオレンジ色の温かみが欲しいところです。

85mm 1/2500 F1.4 ISO100

これはこれで霞んだ感じがいい味を出していますが、ホワイトバランスを調整してみます。今回はオートから”日陰”に変更してみました。

赤みが強くなったことで、より夕陽っぽさが増しました!

3枚目は、雪が降ったある日のワンショットです。ホワイトバランスはオートで撮影しています。これでも雪が写っているのでいい感じなのですが、もう少し冬っぽい寒さを表現したいのでホワイトバランスを微調整します。

85mm 1/1000 F1.4 ISO100

ホワイトバランスを自分で設定し、3600Kに変更してみました。

青っぽくなったことにより、冬らしい寒さを表現できました。

まとめ

このように、ホワイトバランスを調整することによって写真の表現幅が広がります。ホワイトバランスは風景だけでなく、ポートレートやスナップなどでも使うことができますので、子供の写真を撮っていて「もう少しこうしたい!」というのがあれば、ホワイトバランスを変更したり微調整してみるのもいいかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
また、スターや読者登録いただきとても励みになります。
ランキング参加中!応援していただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村